ロンドン線のビジネスクラス、
ANAとJALはどう違う?THE RoomとA350-1000を比較

ANA THE Roomの客室。NH110便で2020年に撮影
ANA THE Room
THE Room

広い座面で、
くつろぎたい。

ソファのような横幅を重視する人に。

A350-1000

個室の設備も、
楽しみたい。

収納・スピーカー・充電の使い勝手を重視する人に。

どちらもドア付き・通路に直接出られる・フルフラット。違いが出るのは、眠っていない時間の過ごし方です。

比べるのは、ANAの777-300ER「THE Room」とJALのA350-1000。座席、2人旅、マイルの順に見ていきます。

まずは、違いをひと目で。

共通する装備も多い2つの座席。決め手になるポイントを並べました。

ANA THE RoomとJAL A350-1000の公式仕様の比較
比べるところTHE RoomA350-1000
座席の特徴横に広い座面高さ約132cmの個室
専用ワードローブ
配列・席数1-2-1、64席
前向き・後ろ向きが交互
1-2-1、54席
眠るときフルフラット
西川と共同開発したクッション
フルフラット、最大約198cm
体圧分散構造のクッション
映画を見る24インチ・4Kモニター24インチ・4Kモニター
ヘッドレスト内蔵スピーカー
2人で座る中央席に可動式の仕切り中央席に開閉できる仕切り
手元の設備大きなテーブル、サイドテーブル
AC電源・USB
手荷物収納・ワードローブ
スマートフォンのワイヤレス充電
ドアを閉めたANA THE Roomの個室
ANA|ドアを閉めたTHE Room
ドアを閉めたJAL A350-1000の個室
JAL|ドアを閉めたA350-1000の個室
ロンドン・ヒースロー空港のANA 777-300ER、JA797A
ANA · 777-300ER
ロンドン・ヒースロー空港のJAL A350-1000、JA01WJ
JAL · A350-1000

長いフライト。
自分なら、どう過ごす?

横に広い座面が、いちばんの魅力。

食事が終わったら、本を開く。少し姿勢を変えて、映画を見る。THE Roomを選ぶなら、そんな起きている時間のゆとりにも注目したいところです。

幅のある座面に、大きなテーブル。眠るときにはフルフラットになります。

ANA THE Roomの横に広い座面とサイドテーブル
ANA|横に広い座面
ANA THE Roomの前向き・後ろ向きが交互に並ぶ座席配置
ANA|前向き・後ろ向きが交互に並ぶ配置
ANA THE Roomのモニターと足元。NH110便で2020年に撮影
THE Roomのモニターと足元

THE Roomは、前向き・後ろ向きが交互。
広い座面とフルフラットのベッドで、くつろぐ時間も眠る時間も。

個室の中に、欲しい機能がそろう。

上着を掛ける場所、スマートフォンの置き場、映画の音。JALのA350-1000は、機内で何度も使う設備に特徴があります。

JAL A350-1000ビジネスクラスの個室と客室全景
JAL A350-1000のビジネスクラス
JAL A350-1000のヘッドレスト内蔵スピーカー
音を、耳元で。

ヘッドレスト内蔵スピーカー

JAL A350-1000の個室内のワードローブ
上着は、専用収納へ。

個室のワードローブ

JAL A350-1000のワイヤレス充電と電源まわり
置くだけで、充電。

ワイヤレス充電

ベッドにした姿も、見比べてみる。

JALのベッドの最大長は約198cm。ヘッドレストだけを起こせるので、横になりながら映画を見る過ごし方もできます。

ANA THE Roomをフルフラットにした状態
ANA|横幅を生かしたフルフラット
JAL A350-1000のベッドと角度を変えられるヘッドレスト
JAL|ヘッドレストを起こして、映画も楽しめる
JALの個室を、公式映像で見る

1人なら窓側。
2人なら、中央席も候補に。

景色を眺めたいなら窓側、会話を楽しむなら中央2席。どちらも中央席の仕切りを開閉でき、食事や映画の合間に連れと話せます。

2人とも景色を楽しみたいなら、窓側の前後席を選ぶのもいいですね。それぞれの時間を楽しんで、到着後に感想を話す。そんな旅の仕方にも合います。

ANA THE Roomの中央2席と可動式の仕切り
ANA|THE Roomの中央2席
JAL A350-1000の中央2席とプライバシーパーティション
JAL|A350-1000の中央2席
どちらも1-2-1配列。窓側は1人、中央は2人旅の候補に。

往路と復路は、別々に考えていい。

比較するのは東京・羽田とロンドン・ヒースローを結ぶフライト。座席が同じでも、出発時刻や到着後の予定によって、機内で眠りたい時間は変わります。往路は映画と食事、復路は睡眠。旅程に合わせて選ぶのも一つです。

東京・羽田とロンドン・ヒースローの位置関係
羽田空港の国際線チェックインホール。2012年撮影
出発地・羽田空港
ヒースロー空港ターミナル2の出発待合エリア
ヒースロー空港・ターミナル2
テムズ川とウェストミンスター宮殿、ビッグ・ベン

マイルで選ぶなら、
まずは希望日の空席から。

同じロンドン線でも、ANAとJALでは必要マイルの決まり方が違います。以下は各社の自社マイルを使う場合の、大人1人・片道・ビジネスクラスの比較です。

ANAマイル55,000マイル〜

ロー:55,000
レギュラー:57,500
ハイ:90,000

シーズンと必要マイルを確認
JALマイル57,000マイル〜

ロンドン線の基本マイル数。
基本マイルで取れない場合は、
特典航空券PLUSで追加マイルが必要。

必要マイルとPLUSを確認

例えば、2人で往復するなら4区間分。ANAが往復ともレギュラーシーズンなら合計230,000マイル。JALは全区間を基本マイルで取れれば228,000マイルです。

日程を動かせるなら、ANAのローシーズンが狙い目。2人往復で220,000マイルになり、レギュラーシーズンより10,000マイル少なく旅ができます。

広さのANAか、設備のJALか。

座面のゆとりならANA。個室の機能ならJAL。どちらもフルフラットで眠れるからこそ、起きている時間に何を楽しみたいかが選ぶ手がかりになります。

ソファのような座面で、本を読んだり姿勢を変えたり。そんな時間に惹かれるならTHE Room。 スピーカーで映画を楽しみ、上着もスマートフォンも手元に収めたいならJALのA350-1000。機内での過ごし方を想像すると、選びたい一席が見えてきます。

ザ・シャードから眺めた夕方のタワーブリッジとテムズ川

気になる座席を、搭乗者の写真でも。

機内食の盛り付け、ベッドにしたときの足元、手元の収納。細かな使い心地は、それぞれの搭乗記で確かめられます。

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