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ANAとシンガポール航空、東京―シンガポールのビジネスはどちら?座席・食事・総額の選び方

両社ともフルフラットなら、差額で買うのは何でしょうか。机の使いやすさ、座席の囲われ方、食べたい料理の選択肢に違いがあります。

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仕事道具を広げるならANAのサイドテーブル、閉じる収納や食事の選択肢ならシンガポール航空が選ぶ理由になります。ただし、便の時間が合うことが先。両社のこの座席なら、横になれるかどうかで差額を付ける比較ではありません。

01同じ成田発でも、比較する座席をそろえる

ここでは東京―シンガポールの候補から、ANAの787-9・215席/246席仕様のBusiness Staggeredと、シンガポール航空の787-10・リージョナルBusinessを比較します。成田発同士の往復・大人2人・ビジネスという条件を基準にし、羽田へ変える場合は自宅からの移動も含めます。特定の日の空席や運賃、全便の機材を保証する比較ではありません。

ANA Business Staggeredのベッドと前方の足入れ部分
ANA Staggeredのベッド。足先は前方の囲われた部分へ入り、手元にはサイドテーブルが残ります。画像引用:ANA
シンガポール航空リージョナルビジネスのベッドと足元
シンガポール航空のリージョナル席もリクライニングでフルフラットに。足元の囲いと肩周りの壁が見えます。画像引用:Singapore Airlines

両方とも全席から直接通路へ出られます。ANAのTHE Room/THE Room FX、SQの長距離用A350・777の写真をこの比較へ混ぜると、選ぶ商品が変わってしまいます。予約画面では機材名に加え、座席図と商品名が合っていることが必要です。SQのリージョナル席を「背もたれを前へ倒して寝床を作る座席」と説明した古い長距離席のレビューも、ここには当てはまりません。

同じ旅程で比較する時の基準
項目ANA StaggeredSQ 787-10 regional
休息・通路フルフラット・全席直接通路フルフラット・全席直接通路
机と収納広い常設のサイド面閉じられる収納と側面の囲い
食事の事前選択対象運賃・便で和洋食などを予約対象便でBook the Cookのメインを選択

02仕事中の便利さと、肩周りの余裕は別の好み

ANA Business Staggeredの広いサイドテーブルと展開した食事用テーブル
ANAはサイド面と食事用テーブルが別。食事が来ても、小物をいったん脇へ寄せる場所があります。画像引用:ANA
シンガポール航空リージョナルビジネスの収納と肩周りの囲い
SQの公式写真。収納の扉と、肩の近くまで伸びた座席の囲いを一緒に確認できます。画像引用:Singapore Airlines

ノートPCで作業しながら飲み物や充電器を手元へ置くなら、ANAの開いたサイド面は分かりやすい長所です。ただし、広い平面は扉付きの収納と同じではありません。離着陸時などには指定された場所へ片付ける必要があります。

SQは小物をしまう場所を確保しやすい一方、肩付近の囲いの感じ方に個人差があります。JakartaPotatoの787-10搭乗記は収納を評価しつつ、肩周りを窮屈に感じたと記しています。写真で高い壁が見えるから、全員に快適な「広い個室」とは限りません。

2人で会話しながら過ごすならSQの近い中央ペアも候補。ただし、すべての中央席が同じ距離ではありません。2人とも窓の景色や一人の時間を優先するなら、近さに追加料金を払う理由は小さくなります。

03食事を選べる範囲と、食事に使える時間

仕切りを下げたシンガポール航空リージョナルビジネスの中央席
仕切りを下げたSQの中央ペア。隣の人と過ごす距離を示す写真で、現在の提供メニューを示すものではありません。画像引用:Singapore Airlines

SQのBook the Cookは対象便でメイン料理を事前に選ぶサービスです。2026年10月確認時点では出発6週間前から24時間前まで。対象となる食事区分・出発地によって選択肢が異なり、前菜やデザートまで全部指定する仕組みではありません。ANAにも事前予約がありますが、一部の割引運賃やツアー運賃など対象外の条件があるため、予約できる前提で運賃を選ばないことが大切です。

2024年11月のSQ637搭乗記では、Book the Cookだけでなく通常の機内メニューも見比べ、和食を事前に選んでいます。事前予約した料理がすべてBook the Cookの特別メニューとは限りません。2025年公開のANA NH841の記録にも、和食の味付けへの率直な感想があります。どちらも一便の体験であり、現在のメニュー全体の優劣ではありません。食事重視なら、まず自分の出発便で選べる料理と提供時間を確かめる方が役立ちます。

差額は同じ日付・空港・人数の往復総額で判断します。例えば税・燃油込みの仮の見積もりが1人ANA24万円、SQ27万円なら、2人で6万円の差です。空港アクセスなど必要な追加費用がANA側1万円、SQ側4千円なら差は54,000円になります。これは計算例で、現在の販売価格ではありません。

ANA(全日本空輸)の機内を題材にしたAIイメージ。実際の搭乗写真ではありません。搭乗記一覧 · 50件ANAビジネスの外部搭乗記一覧を見る Singapore Airlines 777-300ERの機体搭乗記一覧 · 14件シンガポール航空ビジネスの外部搭乗記一覧を見る

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