季節の旅AIRCABINHUB JOURNAL

各社のクリスマス機内食・ラウンジは何が違う?エミレーツ・BA・フィンエアーを写真で比較

空の上のクリスマスは、豪華なコース料理だけではありません。機内の一杯、乗り継ぎ中のラウンジ、エコノミーのトレーにも違いがあります。

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季節の食事を幅広いクラスで楽しむならエミレーツ、英国らしいロースト料理ならBA、北欧の雰囲気を乗り継ぎから味わうならフィンエアーが候補です。以下は主に2025年の公式発表と過去の実体験を基にした比較。2026年の特別メニュー・対象便は、10月26日の調査では確認できていません。

エミレーツ:料理から温かい一杯まで、エコノミーにも季節感1本

エミレーツが2025年に発表した各クラスのクリスマス料理と菓子
2025年の公式発表写真。大皿の料理だけでなく、トレー向けの料理や小さな菓子も並びます。すべてを一人に提供するセットではありません。画像引用:Emirates

エミレーツは2025年、上位クラスに加えてエコノミーにもターキーなどの季節料理を案内しました。写真のような盛り付けや品数はクラスで異なりますが、クリスマスの食事がビジネス限定ではない点は、航空券の予算を考えるうえで魅力です。

エミレーツのホットチョコレートとマシュマロ、ジンジャーブレッドの公式写真
公式写真のホットチョコレート。マシュマロと小さなジンジャーブレッドが、いつもの飲み物を季節の一杯に変えています。これは2025年の実施例です。画像引用:Emirates
2025年の対象期間。2026年の実施日を示すものではありません。
楽しみ2025年の案内利用条件の違い
ホットチョコレート12月17〜26日、全クラス向け特別食とは別に対象便・提供を確認
ドバイの地上ラウンジ12月15〜31日の季節メニュー対象First/Businessラウンジへの入室資格が必要
A380の機内ラウンジ季節の菓子などファースト・ビジネス向け。プレエコの座席購入だけでは利用不可

ドバイ乗り継ぎを旅の楽しみに含めるなら、地上と機内の両方に目を向けられます。ただし、乗り継ぐだけでラウンジに入れるわけではありません。欧州へ早く着きたい短期旅行では、料理のために遠回りするより、到着時刻と乗り継ぎ時間を先にそろえる方が満足につながりやすいでしょう。

上のTikTokはエミレーツA380の搭乗を短くまとめた投稿です。実際の食事や旅の雰囲気を映像でも楽しめます。クリスマスメニューを撮影した映像ではありません。

02BA:ロースト料理と、ヒースローで始まる英国のクリスマス

BAが2025年に公開したClub Worldのクリスマス・ターキー料理
BAが2025年に公開したClub Worldのターキー料理。付け合わせまで一皿に盛る英国のローストの姿が分かります。写真は提供例で、2026年の献立ではありません。画像:British Airways · 報道・編集用途

BAを選ぶ理由がはっきりするのは、ロンドン滞在も含む旅です。2025年の公式写真はClub Worldのターキー料理とヒースローT5のクリスマス装飾を示しています。大きな一皿と、空港で季節を感じる空間を組み合わせられるのが楽しみです。

ヒースローT5の馬のオブジェとクリスマス装飾、2025年公式写真
2025年のヒースローT5。馬のオブジェ、手すりの飾り、窓外のBA機が同じ視界に入り、飛行機を眺めながら季節感も楽しめる設えです。画像:British Airways · 報道・編集用途
クリスマスツリーを背にしたBAのラウンジでの食事、2025年公式写真
2025年の公式ラウンジ写真。ツリーのそばで食事をする場面です。写真に写る料理が、すべてのBAラウンジ・入室資格で提供されるとは限りません。画像:British Airways · 報道・編集用途

内容を詳しく公表した2024年の例では、対象長距離便のターキーやベジタリアン料理、First・Club Worldの季節のアフタヌーンティー、ラウンジのミンスパイなどがありました。英国らしい味が目的なら、搭乗クラスだけでなく出発空港と食事の時間帯も大切です。短距離の有料カフェメニューと、長距離便の機内食も同じサービスではありません。

ドイツやオーストリアが最終目的地なら、ヒースロー経由にすることで増える移動時間と便の接続を確認します。BA便名でも他社運航なら、食事を担当する航空会社は別。購入する便の「運航会社」の表示が判断の基準になります。

03フィンエアー:豪華な皿より、ヘルシンキで過ごす北欧の時間

2021年12月31日のフィンエアー非シェンゲン・ビジネスラウンジのクリスマス装飾
KN Aviationの2021年12月31日の記録。白いツリーと人形をまとめた入口の装飾が目を引きます。現在の内装や2026年の飾り付けを保証する写真ではありません。画像引用:Keishi Nukina / KN Aviation

2025年の公式案内では、ヘルシンキのラウンジにクリスマスの装飾を施し、12月後半に季節の食事やグロッグ、クリスマス週にはフィンランドのお粥や菓子を用意するとされました。機内では映画や音楽なども季節仕様に。ラウンジで北欧らしい飲食を楽しむことと、日本発の機内で特定の料理を食べることは区別したいところです。

ヘルシンキにはシェンゲン域内便側と域外便側のラウンジがあります。日本へ戻る前のレビューを、欧州内へ乗り継ぐときのラウンジと同じ施設だと思わないようにしましょう。Business Lightなど、ビジネスクラスでもラウンジが含まれない運賃がある点にも注意が必要です。

Keishi Nukina氏の2021年末の訪問記では、装飾に続いて席の種類や食事台まで写真で追えます。より新しい例はGunnar Olson氏の2025年クリスマス前のラップランド旅行記。ヘルシンキの非シェンゲン側ラウンジについても触れており、北欧旅行と乗り継ぎを一緒にイメージできます。

04料理だけが目的なら、上位クラスへの差額は慎重に

2021年12月のドバイ発ウィーン行きエミレーツA380エコノミーで提供されたターキー
2021年12月のドバイ―ウィーン、エミレーツA380エコノミー。実際のトレーにはターキー、野菜、パン、デザートが並び、公式の撮影用プレートとの違いも分かります。画像引用:Keishi Nukina / KN Aviation

KN Aviationの同便の搭乗記では、ターキー料理の後にマシュマロ入りホットチョコレートも提供されたと記されています。食事と量への評価は著者の体験ですが、「エコノミーでも季節の料理を楽しめた」という具体例になります。2021年の記録なので、当時の提供内容や価格を現在の約束として扱ってはいません。

日本から欧州へ向かう旅での選び方。総合順位ではなく、旅程と好みによる推薦です。
旅で重視すること候補予約前の決め手
料理とドバイ乗り継ぎも楽しみたいエミレーツ対象日・クラス、A380区間、地上ラウンジの資格
ロンドンも訪れ、英国のローストを味わいたいBA運航会社、出発空港、便ごとのメニュー
北欧らしいラウンジと欧州内への接続フィンエアー利用する側のラウンジ、運賃に含まれる入室権

例えば上位クラスとの差額が仮に片道1人80,000円なら、2人で160,000円。これは相場ではなく計算例です。その差を払う理由が「季節の料理一食」だけなら大きな買い物になります。ベッドで休む時間やラウンジの利用まで含めて欲しいときに、上位クラスの価値が具体的になります。

予約前には、2026年の実施期間、対象の出発地・便・クラス、特別食を頼んだ場合の扱いを確認します。体験談の料理が魅力的でも、自分の便で提供されると分かるまでは、その一皿だけを航空会社選びの決定打にしないのがおすすめです。

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