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ユナイテッド、新仕様787-9を成田―ヒューストンに投入|ポラリス64席、プレエコ35席に

日本からも新しいポラリスへ。上位2クラスは全222席の約45%を占め、最前列には広い「スタジオ」も設けられています。

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新仕様の目印は「222席・ポラリス64席・プレミアムプラス35席」。普通のポラリスでもフルフラットになり、スタジオは広さや大型画面に価値を感じる人向けです。機材名が787-9というだけでは、新客室かどうかは判別できません。

01成田―ヒューストンに導入。座席数は257席から222席へ

ユナイテッド航空は2026年10月26日の日本向け発表で、新客室「United Elevated」を備えたボーイング787-9を、前日の10月25日から成田―ヒューストン線に投入したと明らかにしました。同路線では新仕様機による毎日の運航を予定しています。

ユナイテッド航空の新仕様787-9、1-2-1配列のポラリス客室
新仕様のポラリス客室。中央2席と窓側各1席の1-2-1配列で、どの席からも直接通路へ出られます。公式紹介写真。画像:United Airlines · 報道・編集用途
ユナイテッド公式座席表の2仕様を比較(2026年10月26日確認)
座席区分従来仕様:Version 1新仕様:Version 2
ポラリス(ビジネス)48席64席(スタジオ8席を含む)
プレミアムプラス(プレエコ)21席35席
エコノミープラス39席39席
エコノミー149席84席
総座席数257席222席

ビジネスとプレエコの合計は69席から99席へ増え、新仕様全体の44.6%を占めます。「ほぼ半数」という見出しの中身は、この2クラスです。足元が広いエコノミープラス39席は、ここには含めていません。上位クラスの席数は増えますが、値下がりや特典航空券の取りやすさまで保証するものではありません。

なお、同じ日に開設された成田―シカゴ線は787-8による運航です。今回の新仕様787-9の話と混同せず、行き先と便ごとの機材を確かめたいところです。

02スタジオは何が違う? ベッドだけなら通常のポラリスでも

新しいポラリスは、フルフラットベッドとスライドドアを備える設計です。そのうち、2つのビジネス客室の最前列に置かれる8席が「ポラリス・スタジオ」。ユナイテッドは、通常のポラリスより空間が25%広いと説明しています。この数値は座席の横幅が25%広い、という意味ではありません。

ポラリス・スタジオの座席、前方スペース、画面とテーブル
スタジオの窓側席。前方の空間、大型画面、サイドテーブルの位置を一枚で確認できます。公式紹介写真。画像:United Airlines · 報道・編集用途
新仕様機の中での比較
設備・サービス通常のポラリス:56席ポラリス・スタジオ:8席
睡眠・通路アクセスフルフラット/全席直接アクセスフルフラット/全席直接アクセス
画面19インチ4K OLED27インチ4K OLED
空間標準の新ポラリス・スイート通常のポラリス比25%広いと航空会社発表
同伴者用の座席通常の座席で過ごす8席中6席にベルト付きオットマン
スタジオ固有の例―キャビアのサービス、専用のアメニティなど
新仕様787-9の中央に並ぶポラリス・スタジオ2席と仕切り
中央のスタジオ2席を上から見た写真。席の向きと間の仕切りがわかり、二人旅での距離感を考える材料になります。公式紹介写真。画像:United Airlines · 報道・編集用途

長距離便で横になって休むことが第一なら、通常のポラリスでも目的を満たせます。スタジオを選ぶ理由は、前方の余裕や大きな画面、同伴者と食事を楽しむための設備にどこまで価値を感じるか。オットマンがあるのは8席すべてではなく6席なので、その使い方を期待する場合は座席を選ぶ段階で確認が必要です。

新仕様787-9のポラリス・スタジオをベッドにした公式紹介写真
スタジオをベッドにした状態。座った姿だけでは伝わりにくい、寝具を広げたときの空間を示しています。公式紹介写真。画像:United Airlines · 報道・編集用途

下の動画はユナイテッドが2025年5月13日に公開した製品紹介です。客室全体や座席の仕組みを見る補助資料として掲載しています。成田便の初便映像や、当日のサービスを撮影したものではありません。

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上の搭乗記は通常のポラリスを利用した第三者の体験です。スタジオとの設備表だけで決めきれない場合に、通常席の足元や食事の写真も見比べられます。

03プレエコは2-3-2の35席。仕切りと画面も更新

新仕様787-9のプレミアムプラス、2-3-2配列のリクライニングシート
プレミアムプラスは窓側2席、中央3席。頭部付近の仕切りと太い肘掛けが見えます。フルフラットではなく、リクライニング式の座席です。公式紹介写真。画像:United Airlines · 報道・編集用途

プレミアムプラスは5列・35席になり、全席に16インチ4K OLED画面、Bluetooth接続、ワイヤレス充電を備えます。新しい仕切りと読書灯も設けられ、エコノミーとの差は画面サイズだけではありません。

写真の配列なら、二人で窓側の2席を選ぶと、中央3席のように隣へ第三者が入ることを避けられます。一方、窓側の人が通路へ出る際は隣席を通るため、ポラリスの全席通路アクセスとは使い勝手が異なります。座った姿勢での快適さを上げたいならプレエコ、横になって眠りたいならポラリスが比較の出発点になります。

The MileLionの記事は航空会社の招待による実機内覧です。搭乗サービスの評価とは区別しつつ、仕切りや肘掛け、画面周辺を別の角度から確認するのに役立ちます。

04予約では「787-9」だけでなく、222席の座席表を

新仕様787-9のエコノミー客室と各席の個人用画面
エコノミーも個人用画面を刷新。3-3-3配列は維持され、画面の大型化と座席そのものの広さは分けて考える必要があります。公式紹介写真。画像:United Airlines · 報道・編集用途

エコノミーとエコノミープラスは合計123席で、全席に13インチ4K OLED画面とBluetooth接続を備えます。新しい画面を使えるからといって、エコノミー全席が足元の広いエコノミープラスになるわけではありません。

予約時は運航会社と便を選んだ後、座席表で総数222席、ポラリス64席、プレミアムプラス35席の新仕様かを確認するのが確実です。公式機材ページでは「Version 2」が該当します。同じ787-9には257席仕様もあり、機材変更の可能性も残るため、出発前にも予約画面を見直したいところです。

10月26日の発表にはStarlink Wi-Fiの導入も含まれますが、案内されているのはグアム路線の737 MAX 8や一部の777です。この新仕様787-9でStarlinkが使える、とまでは確認できていません。新客室とWi-Fiサービスは別々に確認するのがよさそうです。

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