JAL特典航空券PLUSはなぜ高い?ロンドン線で考える必要マイルと探し方
「57,000マイルで行けるはずなのに、検索するともっと多い」。その差を生むPLUSの仕組みと、慌てず選ぶための見方。
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基本マイルで取れる席がないとき、追加マイルで予約するのがPLUS。往復の合計で比べたい。
01基本マイルと、検索画面のマイルは違うことがある。
JALの国際線特典航空券には、路線ごとに「基本マイル数」があります。日本発着のロンドン線ビジネスクラスは1人片道57,000マイル。まずは、この数字を比較の基準にします。
基本マイルで予約できる席に空きがない場合、予測残席に応じた追加マイルを使って予約できる仕組みが「特典航空券PLUS」です。検索画面で必要マイルが増えていても、路線表の見間違いとは限りません。基本マイル+追加マイルという価格になっているわけです。
予約時点の空席状況によって変わるため、同じロンドン行きでも日付や便を変えると表示が違うことがあります。「ロンドンはいつでも57,000」と覚えるより、「57,000から探す」と考えると仕組みをつかみやすくなります。

0257,000を見つけたら、帰りも足してみる。
片道の少ない数字は魅力的ですが、旅行は帰りまで含めて考えたいもの。往復とも基本マイルなら、1人114,000マイル、2人で228,000マイルです。行きだけ少なくても、帰りに多く必要なら合計は変わります。
| 組み合わせ | 1人・往復 | 2人・往復 |
|---|---|---|
| 往路57,000+復路57,000 | 114,000 | 228,000 |
| 往路57,000+復路80,000(仮の例) | 137,000 | 274,000 |
2つ目は、帰りを80,000マイルと置いた計算例です。実際にその値で予約できる便を示したものではありません。見たいのは、片道23,000マイルの差が、2人の往復予算では46,000マイルの差になるということ。人数が増えるほど、帰りの選び方も大きく効きます。

残高が足りるかだけで決めず、その差を使ってでも希望の日に帰りたいかを考えてみます。日程を動かせない旅と、滞在を一日延ばせる旅とでは、同じ追加マイルでも受け止め方が違うはずです。
03日付、人数、クラス。この3つを揃えて比較する。
必要マイルが多いと感じたら、前後の日付を同じ人数・同じクラスで検索します。2人旅なのに片方だけ1人で調べていると、比較の条件が揃いません。まず行きと帰りをそれぞれ2〜3候補並べるところから始めると、選択肢が見やすくなります。
少ないマイルの日が見つかっても、そのためにホテルが一泊増えるなら宿泊費も足します。逆に、追加マイルを使えば希望どおりの日程に収まるなら、その価値はあります。マイルだけを最小にするより、旅全体で納得できるかを見るほうが選びやすくなります。

有償航空券も同じ日程で一度見ておくと、判断の材料が増えます。どんな場合も特典が得だと決めつけず、手元のマイルを今回使いたいか、別の旅に残したいかを考える。そこまで比べて選ぶと、使ったあとに納得しやすいはずです。
04日程が決まってから、予約へ。
JAL国際線特典航空券は、予約後に日付だけを変更することができません。変更したい場合は、いったん払い戻して新しく予約します。だからこそ、空席を見つけたときも同行者の休みと帰国日まで合わせておくとスムーズです。
「今は多いから、直前なら必ず下がる」と待つのも決め手にはなりません。PLUSは予約時点の状況で変わる仕組み。将来のマイル数を当てようとするより、今ある候補と、自分で決めた上限を比べるほうが現実的です。


行きは窓側で景色を楽しみたい。帰りは眠って帰りたい。そんな楽しみと必要マイルを並べたうえで選べば、PLUSも旅を形にするための選択肢になります。
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